【デザイナーへの道】進路の選択肢は?【その3】

デザイナーを志した未経験者がすすむ進路としては、デザイン事務所・企業への採用または独立となりますが。どこを選べばよいかという観点で、進路ごとに紹介していきます。

企業 メーカー

企業・メーカーの場合は制作部署があり、そこに配属されることになります。大きい企業になればなるほど、グラフィック、プログラマー、マーケッターなどより専門的に、作業することになります小さい企業であれば、クリエイティブ周りをすべて任してもらえるケースもあります。企画的な要素も、担っていたりします。

仕事の内容としては、チラシなどのグラフィックなど、自社サイトブランドをいかに高めていけるかということで配属されることになります。デザインのクオリティもある程度求められますが、それよりも費用対効果など、一つのクリエイティブの売上的効果を求められるのではないでしょうか。

企業・メーカーの場合はデザイン業務だけではなく、事務作業やPC周りのことを兼任されることもあり。裏を返せば、未経験者でも、それまで経験してきた仕事や勉強を生かすことで、採用されやすいといえます。(例:それまで販売員をしていたひとが、その企画・デザインにキャリアアップするなど。)

デザイン事務所

デザイン事務所では、アートディレクター、クリエイティブ・ディレクターのもとで、最初はアシスタントとして作業を任されることになるかと思います。WEBのプログラマーとしての要素は元々から少しでも勉強していれば、WEBデザインを任されることもありますが、当初はグラフィックなどから、色々と勉強していくのではないでしょうか。

自分が勤めていた会社では、未経験者でWEBデザイン志望の方でも、センスが会社と合っていて、やる気がある人であれば採用していました。3ヶ月ぐらいは、うーんうーんとうなりながら、勉強していたその子も数カ月後には、任してもらえるぐらい、なんだかんだでスキルは身についてくるのですが、そのあたりは会社によると思います。

基本的に、クライアントワークが大半で、短期〜長期にかけて、チームで制作していくことになり。他社となるクライアントとのやり取りから、どのくらいの作業量でいくらの金額がかかるかという見積もりや、プロジェクトのスケジュール管理、チームでクリエイティブを遂行していくというチームワーク、コミュ二ケーション能力など、独立する人に取っても、必要なノウハウを学べます。プロジェクトごとに、クライアントも変われば、扱う商材も変わり、幅広い業界に携わることもできます。

独立

未経験者でも要領よくいけば、独立という形も、増えてきていると感じます。学生のころから、SNSで自分の作品を出し続けて、すぐに企業から仕事の依頼がきて、そのまま独立など。

最近ではオンラインでのWEBデザイン講座というのもあり、基礎から作成するところ、また月に数十万売上るにはというところまでをトータルに教えている方も増えています。。転職しようと考えている方が、在職中に勉強して、講座が終わる頃には、退職して独立という人もよく聞きます。


どの道をすすむにしろ、デザインをしたいと志す方は、どこか自分の創造力を試したい、向上したいと向き合っている傾向もあり、段階を経て、色々と見出していくことで、それぞれの行きたい場所で、大きな花を咲かすことができると考えます。