なぜ今?茶道をおすすめするポイント その1
日本茶道と言われると、敷居がすごく高く感じると思います。
自分の場合は運が良かったとしか思えないのですが、習いたいと思いインターネットで調べ、最初に体験にいった教室の先生がとても気さくな方で馴染むこともできました。
茶道教室との出会いも人それぞれでその人にあったところと出会えるのではないかと考えます。
自分が茶道を習うことで、日々の生活にいかせて、良かったと感じるポイントを体験を踏まえてご紹介します。
生活する上での、手さばきが落ち着いて行える。
茶道では、お茶を点てるまでに、いくつもの所作を丁寧に行っていきます。
お茶碗を清めたり、温めたり、丁寧に拭いたりと、道具ひとつ取っても、扱いが変わってきます。
初心者目で考えると、茶葉を入れて、シャカシャカと抹茶を点てるだけがお点前ではありません。
それはひとつひとつの動作を意識しながらも、スムーズに事をすすめていきます。
茶道にはその所作が、お客を魅了する境地というものがあると考えます。
その境地は目指しても、なかなかなれるものではないのですが、それでも先生のもとで真面目に通うことで、型となるのではないでしょうか。
習い始めてある時気づくのですが、
「日々の生活で自分の作業を認識することができる。」
ようになりました。
何か作業をしているときに「あっ!いま自分は、あせっているな。」とか、作業を効率よく進めたいがためにした行動が、結果、二度手間になることもあったりとか。自分の場合は料理する時の作業であらわれるのですが、野菜を洗う、切るなどを意識しながら進められるようになりました。
こころなしか、丁寧に作られたものは美味しい気持ちにもなります。
他にも「人前での作業に落ち着きがでる」。
自分自身人に見られるとあがるという思いが強くありました。
ある時、自分が仕事でハンドドリップコーヒーをお客様に入れている時に、カウンター席で目の前にお客様がいる時に、気づけば自分はさほど、緊張していないことに気づくのでした。
逆にお客様から、手さばきが落ち着いていて心地よかったです。というお言葉まで頂けるのでした。
自分が茶道を習いたいと思ったきっかけのひとつに、動機には当時iphoneがではじめ、色々と仕事や生活で革新が生まれました。
スケジュール管理ができることで手帳を持たなくったり、PCでしかできなかった事が、ボタン一つで効率良くできるようになり、感動する反面、どこか人間味なのか、暖かさなのかを忘れてしまう自分が少し怖くもなったということもありました。
茶道は遡れば、温故知新の精神性でもあるため、茶道の良いところを生かして、より良い何かを生みたいと感じます。
まだまだおすすめポイントがありますので、次の記事で♪